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2009.05/12(Tue)

ツール・ド・紀伊長島(千石越と水呑峠) 

紀伊長島は大好きなグレ釣りでメジャーなポイント。
海岸線は交通量の多い国道42号線が南北に走って、起伏は激しいけど風光明媚な風景が続く。
「ここを自転車で?」はちょっと勇気がいる訳で、出来る限り国道を走ることが少ないルートを選んだ。
でも、せっかくこんな南まで来たんだから、ぜひ太平洋は見ながら走りたい訳で、紀伊長島の市街地からは錦方面の国道260号を組み込んだ。スタミナが残っていればの話だけれど、帰途ルートになる錦峠の旧道にも興味があるし、山から見える海も楽しめたら二度美味しい…って魂胆だった。

でも、今日のメイン・イベントは東の千石越林道の千石越峠と、西の大杉谷海山林道の水呑峠だ。
水呑峠がある県道603号は、急峻な峰を切り開いた渓谷系林道で、眺望が最高!と評判の林道。
でも、過去から崩落が多く、長い間通行止めになって林道ファンも悔しい思いをしている。
でも、どうしても行っておきたい林道コース…「もう、これ以上待てないぞ!」^^
自転車なら歩いてもいいし、ヤバければ引き返してもいい!って覚悟で敢行した。

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新名神→伊勢道→紀勢道経由で、9:00前に大紀町・大平つつじ山公園デポ完了。

【More・・・】

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まずは国道42号線を南下して、大内山交差点右折。大内山牛乳の工場前を通って林道へ向かう。

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千石越林道の南側入り口。

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もっと暗くて陰気な林道か?と思ったけど、意外と幅員もあって明るかった。
京都の花背峠を思い出したけど、路面はこちらの方がず~っといい。

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傾斜はまあまあかな?そんなに辛くないし、適度に緩斜面もある。
頭上を見上げると…ず~っと白いガードレールが見え隠れしていた。
こんな風景を見るとワクワクする僕は…病気なんかな?^^

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もうすぐピーク。でも標高は高くないし眺望も感動するほどじゃない…。
眺望重視のサイクリストには、ちょっとがっかりする林道かな?

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ほどなくピーク。ピークの眺望も一切なし!^^

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快調にダウンヒル!…っと、思いきや?
グレーチングがないやん!恐っ!ここから下の殆どの溝にはグレーチングは無かった。故意に外した形跡があるし、車を通行させないようにしたんかな?ようわからん…。

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かなり下ってきてからダートになった。これがSORAさんの言ってたダートか?
ダートは断続的に続いてて、確かにロードにはキツイな…^^慎重に下って難なくパンクなし。ラッキー!

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林道の北側へ抜けた!ここから村の生活道路を通って西の宮川ダムを目指す。
北の国道も車は少ないしけど、川の南側の方が安全で快適かも?

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大杉渓谷はすばらしいところ。こんな景色を見ながら10数km快調に飛ばす。

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車の通行も皆無。

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写真撮るのが忙しい^^

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途中で道を間違えてあたふたしたけど、地元の方が親切丁寧に教えてくれた。

Choko:「水呑峠を越えて国道42号線に出れます?」
おじさん:「自転車でか?そりゃ、危ないで!すごい坂道やし!」
Choko:「坂はいいんです^^」
おじさん:「まあ、押して歩いたら行けるやろなぁ…」

この会話で俄然勇気が湧いてきた(笑)
国道422号線から県道53号に変わる。ここも気分爽快な高規格道路。
三重県の道路ってすごいなぁ…?

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ここを左折。まっすぐ行っても同じ宮川ダムに出るから、もし間違っても安心。

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宮川ダム。この貯水池は奥行きがあってダイナミックな湖。

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この分岐からまっすぐ行けば目的の県道603号・水呑峠越え。
地元のおじさんの話では、右に行けば吊り橋を越えて大台ケ原への登山道入り口に行くらしい。

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想像してたより安心な林道だったかも?
ただし、ここまではの話…^^

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中盤あたりから濃縮されたように傾斜は強くなり、インナー・ギヤを使い果たして汗びっしょり。
暑さでボトルばかり手に取るようになった。

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…で、いよいよ覚悟していた崩落現場。「は、橋…落ちとるやんけ!」
笑うしかなかった(笑)。ここは左側からバイクを担いで歩いて通過^^

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…で、今度は崩落で道路は完璧に封鎖されてる!。ここでも一人で爆笑^^
こんなのが数箇所ある。6箇所くらいやったかな?でも、「まあ、これもいい思い出になる」…って思って頑張ってバイクを押した^^
全ての崩落現場は歩いて難なく通過できる程度。しかし、かなり以前から放置されてる状態やと思う。たぶん次から次に大きな崩落が起きるんで、自治体は修理するつもりはないらしい。

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道路自体の滑落箇所も多数ある。台風や梅雨末期の大雨で、これが全部落ちるのは時間の問題やと思う。そうなりゃ自転車でも通過は絶対に無理やろな…。二度とここまで来れないかもしれない…。

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それでもピーク手間で眼下を見ると…おおっ絶景!登ってきた軌跡が眼下に広がってる。「これを見るために苦労してやって来たんや!」

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よっしゃ!ピークの水呑トンネルが見えた!

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ここから海山町へのダウンヒルも落石が多くて慎重に下りる。

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海山町側の崩落箇所。海山町側はここ1箇所の崩落だけだた。
でも、車じゃ完全に通行困難…でも、自転車はOK!自転車でよかったぁ!^^

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国道42号線に下りてきた!ここから東の帰途へと向かう。

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でも、思った通りに国道42号の起伏は激しかった。ダンプやトレーラーの通行も多くて恐怖…。
国道の方が水呑峠よりも恐怖やった(笑)

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海野古里から紀伊長島漁港へ入る。長島漁港名物のループ橋。

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山2つ越えて100km走行後の国道260号はしんどかったぁ…
頑張って更に東へ。

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のどかな錦湾。やっぱり海は上から眺めるのが一番綺麗や。

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道を間違えたりして、30分10数km以上のロスをした。
急いで錦峠を登る。高規格道路には御丁寧にも6%の表示^^
でも、さすがに旧道へ行く勇気とスタミナは残っていなかった。

峠から県道63号を更に登って、錦浦トンネルを抜ければデポまで一直線にダウンヒル。

Map of Tour de Nagashima 2009

Tour de Nagashima 2009

ロスタイムもあったけど、7時間・120km走行の大満足ツーリング。
但し、あくまでもこれは自己責任でのツーリング。かなり危険な林道には間違いない。
もし、誰かが行かれて事故に逢っても、当方は関知いたしません。

紀伊半島の林道は中毒になる^^。ひとつ走破すれば、また違う林道へと行きたくなる。次は…どこの林道へ登るかなぁ?

【編集】 |  23:00 |  紀伊半島の林道ツーリング  | TB(0)  | CM(22) | Top↑
●ツーリング???
何だかとっても楽しそうですが、、、自転車の担ぎ甲斐がたっぷりあるコースでんな。
普通のローディーは、こんな道をわざわざ選ばないと思うけどなぁ~。(笑)
aliali | 2009.05.13(水) 00:41 | URL | コメント編集
●ひぇ~
う、う、うらやますぃ~
最近水呑峠を越えた人が何人いるんでしょうか?
これは普通行こうとは思わないですけど・・(^^;
千石越林道のダートも相変わらずですね。あそこは下りの方がまだマシか?
SORA | 2009.05.13(水) 00:53 | URL | コメント編集
●スゴイ!
通過されたコトも凄いですが、全国の酷道・険道マニアには
たまらない情報ですよ^^
馬笑 | 2009.05.13(水) 07:25 | URL | コメント編集
●alialiさん、おはよう!
やっぱり?^^そうやろなぁ…?
でも、思ったより深刻やないよ。楽しかったね。
山あり谷あり、川あり湖あり、渓谷あり崩落ありでね…(笑)
Choko | 2009.05.13(水) 08:40 | URL | コメント編集
●SORAさん、おはよう!
自転車ならそんなに無理しなくても大丈夫ですよ。
MTBならガンガンいけますね^^でも、傾斜を考えればロードかな?
相変わらずの落石には閉口しますけど、風景も林道らしさも紀伊半島じゃピカイチでしょうね?
たった一人の貸切の林道を登る…なんて贅沢でしょう?僕はこんな廃道寸前の林道が一番林道らしい林道や!って思いますし^^
Choko | 2009.05.13(水) 08:44 | URL | コメント編集
●馬笑さん、おはよう!
確かに恐いです。いつ上から崩落が降ってくるか?って心配になりましたね^^
でも、自転車なら実際は結構行けるもんですよ。MTBなら崩落の上をガンガン行ったんですが…(笑)。危険なんで、お勧めは出来ませんが眺望も、林道らしさも最高ですね。
機会があればMTBでまた行きたい!って思ってます。
Choko | 2009.05.13(水) 08:47 | URL | コメント編集
●チャレンジャーだねぇ!
良くやるわ。好きだねぇ。無事で何より。パンクしなかったのも奇跡かね?
panta2 | 2009.05.13(水) 09:16 | URL | コメント編集
●Pantaさん、おはよう!
そうそう…ブリジストンのエクステンザはいいぞ!
こんなに酷い厳しいところでも不安はなかったさ。
帰ってタイヤの亀裂を探したけど無いしね。
林道はいいねぇ…。崩落は自然には人間は勝てない!って証拠さ。
考えればこれが自然なんだよ^^。
Choko | 2009.05.13(水) 09:25 | URL | コメント編集
●こんばんは!
シクロクロス???・・・のようですね。
確かに自転車なので無理なら降りて押せばいいんですよね(^^)
それにしてもすごい道だ。
ご無事で何よりです。
ken | 2009.05.13(水) 21:07 | URL | コメント編集
●Kenさん、おはよう!
この水呑峠は有名だったんですが、あまりにも急な谷を削って造った林道なんで崩落が多く、2000年あたりから車の通行はできなくなってます。でも、単車や自転車?らしい轍は沢山ありましたよ。みなさん僕と同じ気持ちで出かける人もいるんでしょうね?^^
崖崩れ以外は不安のない県道ですし、景色もきれいです。
車も一切来ない…って事も考えれば、逆にいいところかもしれませんね?
Choko | 2009.05.14(木) 10:24 | URL | コメント編集
●放置されてるとは。。。
私が走る夏のルートにも、大雨になるとかなりの確率で崩れる林道がありますが、時間は掛かっても修復されてマス。放置されたままとは、よっぽど奥深いところにあるんですねぇ。
えーじ | 2009.05.14(木) 12:27 | URL | コメント編集
●あはは^^;
あはは^^;
すごすぎです・・・
 
無事でなにより^^

Gっさん | 2009.05.14(木) 12:44 | URL | コメント編集
●えーじさん、こんちわ!
確か下調べしたときに、2000年に大規模な崩落があったらしく、その頃から不通になっているらしいです。確かに急峻な谷を切り開いてますから崩れやすいんでしょう。
でも、かなりの単車が通行して踏み締めた跡もありました。僕のように物好きも多いんでしょうか?^^
Choko | 2009.05.14(木) 13:39 | URL | コメント編集
●Gっさん、こんちわ!
笑ってるけど、登ってるときは真剣に怖かったぞ!^^
でも、まあ危険覚悟で行ったしね…。楽しかったよ。

Choko | 2009.05.14(木) 13:40 | URL | コメント編集
●計画…
計画を聞いた?読んだ時は正直“楽しそう(^O^)いつか行きた~い”だったんですが…
レポ読ましていただきまして…
はい…
有り得ません(>_<)
Gっさん | 2009.05.14(木) 14:06 | URL | コメント編集
●Gっさん、こんちわ!
恐かったのは崖崩れの所だけさ。ほんの数100mかな?
でも、人間や車なんて通行しないから、親子の鹿も見たぞ!

あの峠は熊野詣での道だったらしく、水を呑んで休憩したから「水呑峠」って名前になったらしい…。いわゆる熊野古道やな。
そんな由緒ある道を自転車で登れるなんて最高やろ?
また行こかな?^^
Choko | 2009.05.14(木) 15:12 | URL | コメント編集
●すごい!
橋がない!
側溝のふたがない!
道がない!

ないない尽くしでまさにサバイバルヒルクライム!
なんかすごいとこ行きましたね~。
絶景がすごいのはよく分かりましたが、
三途の川とか渡っちゃダメですよ~( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
るみちゃん | 2009.05.14(木) 15:40 | URL | コメント編集
●るみちゃん、こんちわ!
まさにるみちゃんの言う通りかも…?
ここは昔から通行止めで有名なんですよ。
でも、人間そんなところほど行きたくなるでしょう?
えっ?そんなの、僕だけ…?
かもなぁ…?^^

でも、一度は行ってどんな現場かみたかったんよ。
結構思ったよりも問題なかったね。もちろん車じゃダメやけど、自転車って便利よねぇ?こんな難儀なとこでも通行できるんやもん。車やったら泣く泣くUターンやもんね?^^ぜひ、お勧めします!
って、誰も行かんわな…(笑)
Choko | 2009.05.14(木) 15:51 | URL | コメント編集
まだお目にかかる機会はなかったかと思いますが、お噂はかねがね(^_^)
昨日「よろづ」へ寄った折にmillionさんに伺って覗きにきました。
旧大杉林道水呑峠はやはり凄い事になったままなんですね、ちょっと再訪は難しそうですね。
千石越は宮川村側はバイパスルートがあるのですよ、2.5万図では黒線道のままだと思いますが、そちらが改良されてダートじゃないんです。
cancan | 2009.05.21(木) 12:32 | URL | コメント編集
●cancanさん、こんにちわ!
いや…どこかでお会いしましたよ^^
すんません、僕も忘れました…。
そういえば、千石越は途中で分岐がありましたわ。
あれですかね?行けばよかった…^^

水呑峠は思ったより行けました^^
僕はもっと酷い、辛い状態だと思ってましたが、残念です(笑)
自転車なら歩けば充分に通行可能です。しかし、危険なのは間違いないですね。あそこは道路の陥没や滑落の方が深刻だと思います。
あれじゃ当分どころか、廃道になってしまうのは間違いないとおもいますねぇ…。
Choko | 2009.05.21(木) 14:02 | URL | コメント編集
●レポートありがとうございました
このレポがあったんで、r603 宮川ダム-水呑峠 ツーリングの決心が着きました。
http://www.fla.ne.jp/~chari/091018miyagawa/
ここを読んで無かったら、大泣きしながら、帰っちゃうとこでした。

台風18号のあとで ちょっと心配でしたが、ここの記述通りの荒れようで、アタシもハイドウになる前に経験しとくことが出来ました。

ありがとうございました。
Benkei | 2009.10.21(水) 07:27 | URL | コメント編集
●Benkeiさん、こんにちわ!
ありがとうございます。同じルートだったんですね?^^
帰りの登りは辛かったでしょう?(笑)
水呑峠は、もう復旧しないでしょうね?あの峠は地盤が弱く、急峻ですから何度でも崩れるらしいです。絶景ポイントなのに本当に残念です。
Choko | 2009.10.21(水) 08:54 | URL | コメント編集

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